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大阪婚活ブログ 結婚の意味とは?

こんにちは、町のブライダル ミューナ スタッフの雫です

 

今回の記事は、ぜひ男性の方にも読んでいただきたい記事です。婚活を通り越してしまいますが、結婚後のお話を。

 

 

先日、知り合いの女性の方からこんな身の上話を聞きました。

 

付き合って数年の彼と結婚し、共働き家庭として暮らしていた彼女。1年後子供が産まれ、彼女は産休をとり育児に専念していましたが、夫の収入だけでは家計が苦しいこと、仕事が好きであったことから子供が1歳になったタイミングで仕事復帰を決めたそうです。

保育園の預ける時間の関係で、時短勤務の復帰となりました。

 

仕事に復帰してみると、思った以上の目まぐるしい日々。

朝から晩まで自分の時間などなく、朝起きてから座って休める時間もない。朝は子供の世話、家事、夫のお弁当などで過ぎ、家を飛び出して保育園、そのまま仕事へ。仕事が終わるとダッシュで保育園へ、こどもを連れて家に帰るとグズる子供をあやしながら晩御飯、洗濯ものをとりこみ、お風呂、明日の保育園の準備、寝かしつけ・・。あまりのハードな日々にパニック状態になったそうです。

 

そんな中、彼女の夫はどうしていたか。

彼の仕事が忙しいとは理解していたものの、毎晩好きなタイミングで残業、もしくは趣味の時間やジムなど楽しんで帰ってくる毎日。

 

そう、彼女はワンオペ育児状態でした。それでも夫の仕事を尊重し、自分は時短勤務であることが後ろめたくて、不満を伝えることはなかったそう。

 

 

そんな日々がしばらく続き、ある日彼女はついに過労でダウン。そこでやっと彼女は夫にヘルプを出すことができたのです。

 

「仕事が忙しいのは分かっているが、今は自分だけではどうしてもできない。回復するまで子供の世話と家事をお願いできないか」

申し訳ない気持ちいっぱいで、勇気をふりしぼって伝えたそうです。

 

そこで、夫から返ってきた返事。これが衝撃の一言でした。

 

「それじゃ結婚した意味がないじゃない」

だったそうです。

 

「結婚して、家を守ってくれるのが妻でしょ。子供を元気に育てるのが妻でしょ。仕事で疲れて帰ってきた僕を癒してくれるのが妻の役目でしょ。君はその努めを放棄するの?それなら結婚って何?結婚した意味がないよ」

 

彼女は目の前が真っ暗になったそうです。それでもしばらく結婚生活を続けましたが、本格的に体調を崩し、実家に戻り、数年後離婚にいたった、とのことでした。

 

 

・・この話を聞いて、どう思われたでしょうか。ひどい夫、離婚して正解だよ。はずれの夫を選んだね。と思った方も多いでしょうか。

 

ですが、現実はここまで極端じゃなくても、妻に対して少なからず家事全般を期待する男性の方、多いのではないかと思います。

というのも、私の身近にも、たくさんこのような夫を持つ人が存在しているからです。

 

僕より給料もらってないんだから、その分家のことをやるのが普通でしょ。

僕は家事が苦手だから、結婚することにしたんだから、と。

 

他にも、テレビ番組で長らく独身を貫いている独身男性(60代)の方に密着しているものを見たことがありますが、その方も婚活をはじめることになり、理由を聞いてみると「年もとってきたし、そろそろ身の回りの世話をお願いできる人がほしいから」でした。

 

 

今は共働き家庭が主流になってきた時代ですね。ですのでこの考えは正直、時代遅れと言われても仕方ないのかもしれません。

 

しかし、婚活世代の親世代になると、それが当たり前だった家庭が多かったはず。夫は仕事をし、妻は家庭を守る家庭。それをみて育ったこども世代の男性は、どうしてもそれを期待するし、当たり前と思ってしまうのかもしれません。

 

 

収入が多い男性の方の中には、養うから妻には専業主婦になって家のことを全部頼みたいという方もいうかもしれません。女性もそれを望む場合は、この限りではないのですが、収入は関係なく、仕事が好きで続けたい、社会とつながりたい、という女性も多くなってきていると思います。

 

 

長々書いてきましたが。。。はっきり言います。

 

 

そんな現代で、もし少しでも「仕事以外の家事を任せたいから、結婚しよう」という気持ちがある方がこの記事をご覧の方の中にいれば、、、要注意です。。!!

 

 

逆の立場で言いますね。

 

 

妻から「あなたの努めはお金をたくさん稼いでくることだからね。私はあなたが入院しようがケガしようが体調崩して仕事をやめようが、そんなの関係ないからね。決まった金額をわたしに渡すことが義務だから。わたしが働くのはわたしの努めじゃない。わたしは家のことをやるのが努めだから、それ以上のことは求めないで。そんなことになったら、結婚する意味ないじゃない?」と言われたら。

 

どう思いますか?

 

 

私ならこう思います。ああ、この人は、人として自分を好きなわけじゃないんだな。自分がピンチの時に助ける気がないんだな。こんな人と人生を歩いていけるのか・・?確かに、仕事をがんばって家庭を支えていきたいと思ってる。でも、こんなにはっきり宣言されると、ちょっと。。無理かも。

 

 

家庭のこと、家事、子育てを妻に任せるために結婚した、という言葉は、これぐらい冷たい言葉をはっきりと、自分が選んだ大切な人に投げかけている、ということなんです。自分の当たり前と思っていることが、相手にとってもそうなのか、ということを考えることを放棄しないでほしいなと思います。

 

結婚を決めるぐらいですから、お相手は自分にとって特別に大切な人のはず。

 

相手がピンチの時は自分が助けたいと思える人がいい

自分がピンチの時は助けてあげたいと思ってくれる人でいてほしい

 

そんな気持ちで、婚活をはじめてほしいな、と思っています。

 

 

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